食材探しの旅PartⅡ ~鳥山牧場編~
2010年 06月 12日
いつも当店をご利用頂き誠にありがとう御座います。
お久しぶりな更新にて失礼致します。
今回は「食材探しの旅~鳥山牧場編~。
群馬県の赤城山の麓にある鳥山牧場をスタッフ全員で訪ねました。
赤城山麓でのびのびと育つ赤城牛は種付けから生育、加工出荷までの工程を全て
自社の牧場と加工場で一括管理する全国でも数少ない希少な牧場です。
その赤城牛の肉質は柔らかで香り高く、霜降り脂の細かさや凝縮された旨みが特
徴です。
特に私が惚れ込んだのはお肉のクオリティはもちろん、鳥山牧場のオーナー鳥山
氏のまっすぐな情熱と誠実なお人柄。
我々サービス業もそうですが結局、行き着くところは商品を創り上げる人の成り
と情熱なのだろうと思います。
どこまで自分が選んだ道に対して真剣にそして正直に向き合うか。
そこから出来上がるモノは決して嘘をつかない。
数々の生産者を訪ね、多くの方々と出逢い、ふれ合い、私が得た結論です。
鳥山オーナーと私の奇跡の出逢いから当店で取り扱わせて頂くまでの期間6ヶ月。
二人で何度も何度もミーティングを重ね、当店のお客様に一番喜んで頂ける商品を
選ぶ試食会は数十回。
何度も打ち合わせと試食を経て、今年の3月から究極のステーキ重「赤城牛ランプ
ステーキ重」と「赤城牛リブロースステーキ重」が完成、オンメニュー化。
(各¥1000※ランチのみお取り扱い)
※ディナーでは赤城牛A4ランク、A5ランク黒毛和牛がお楽しみ頂けます。
それにしても、鳥山牧場、とても広かったです。
今回は社員だけでなく、アルバイトのスタッフも全員連れての研修見学。
とてつもなく広い牧場内全てを見学し、鳥山オーナー自らより、種付けから加工
までに至るそのすべての工程を説明頂きました。
下の画像は数千頭に及ぶ鳥山牧場のほぼ全ての牛の親父殿(種牛はこの1頭のみ)。
鳥山牧場の牛たちは、とうもろこし、大麦、加熱大豆、米糖、麸、ビール粕と
赤城山麓の名水(人が飲んでいるものと同じ)を飲み、食べ、育まれます。
全ての見学を終え、改めて赤城牛がなぜあのように素晴らしい肉となるのかを納得。
スタッフ全員がこれからも自信を持って当店のお肉をお勧めできることを確認致し
ました。
この場を借りて、赤城牛鳥山牧場の皆様、そして鳥山オーナー、心から御礼申し上
げます。
最後は鳥山社長を囲んでパシャリ!
実はこの後、スタッフ全員で赤城牛が食べれる伊香保温泉、創業500年の老舗旅館、
「千明仁泉亭(ちぎらじんせんてい)」に宿泊。(皇室御用達旅館だそうです)。
研修と慰安、両方を満喫したとっても素晴らしい旅でした。
次回の食材探しの旅は今夏を予定。
訪ねたい生産者が多すぎて、今から待ち遠しいばかりです。
今後とも当店をどうぞよろしくお願い申し上げます。
笹繁 店主
by sasashige_azabu
| 2010-06-12 14:48